羊屋白玉 Shirotama Hitsujiya
演出家、劇作家、俳優
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1994年、「指輪ホテル」設立に立ち会う。以来、全ての作品の劇作、演出をつとめる。廃工場やテニスコート、書店、レストラン、ストリップ劇場など、オルタナティブスペースでの空間演出と、国内外を問わず女性パフォーマーのみで構成されるドラマツルギー(演劇論)を通して、新しい死生観や世界観のあり方を提示してきた。創作の他、日本劇作家協会、日本演出者協会に所属し、多様なアーティストと交流を持ち、ワークショップも精力的に行っている。2001年よりアジアン・カルチュラル・カウンシルのフェローシップで、ニューヨークに演劇留学。2006年よりヨーロッパ・北米・南米ツアーを実施。ニューズウイーク日本誌において「世界が認めた日本人女性100人」の1人に選ばれる。2008年、再びニューヨークに1年滞在し、4作品を手掛け、ニューヨークタイムズやビレッジボイスの注目を集めた。2009年4月、福岡イムズホール初演となる帰国後第一作「こわれゆく女」を上演。5月、イギリスのチャプターアートセンターで「HeavenlyLove」を滞在創作。8月、プレイライツセンター所属のトリスタ・バルドウィンとの国際共同制作「DOE2.0」 のクリエーションをミネアポリスで。12月、同作業を東京で行う予定。2010年、1月、3月は、新作を5都市で上演の予定。
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トリスタ・バルドウィン Trista Baldwin
劇作家
アメリカのミネアポリスを中心に活動する劇作家。ピュリッツアー賞、トニー賞、オリバー賞、多数のオビー賞、などを受賞しているプレイライツセンターの中心メンバーであり、自分たちの作品を自分たちで制作しようと集まった15人の劇作家からなる集団 Workhaus Collective(ワークハウスコレクティヴ)の立ち上げメンバーであり、New Georges(ニュージョージズ)というシアターカンパニーの所属アーティストである。 USA Group Playwriting Award(ユーエスエー グループ プレイライツ アワード)を二年連続で授与し、Jerome fellowship(ジェロームフェローシップ)をはじめ、数々のグラントを得て、作品を発表してきた。作品は、オフブロードウェイ、オフオフブロードウェイ、国内外を問わず各地で上演されている。 彼女の作品作りにおけるステートメントは、「詩的なものとグロテスクなものをひとつに並べる」「劇作品に音楽と同じような力を与えるための新たなリズムの探求である。」 作品数は20を超し、数々の賛辞を受けている。
「砂」SAND (“stunning”- New York Times)第一級のすばらしさ!
「雌鹿」DOE (“unsettling, dreamlike” – Variety)悪夢を見ているようだ。
「パティの赤いズボン」PATTY RED PANTS (“Best of 2005” – City Pages)2005年のベストシアター!
創作活動と平行して、セントクラウド大学の大学教授として教鞭をとっており、「スクリーンライティング」と「プレイライティング」を教えている。一女の母である。
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